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ART PROGRAMアートプログラム部門

CMTK(Chihiro Mori×Teppei Kaneuji) CMTK(Chihiro Mori×Teppei Kaneuji)
Star & Dust (OKINAWA)

一枚の写真で複数の画像が入れ替わる「レンチキュラー」と呼ばれる印刷技法を使った「Star & Dust」シリーズによるインスタレーションを制作する。
このシリーズでも一貫して、森によって撮影もしくは収集されたイメージを金氏が受け取り、コラージュしている。
森が撮影するのは瞬間的に過ぎ去ってしまう、もしくはゴミのように扱われる事物や状況が持つ美しさや光、あるいはここではないどこかへの入り口のようなものであり、収集されるのは様々な輝かしい時代を背負った「スター」のイメージである。
入れ替わるイメージまたはその途中のイメージは、身近な他者、異物、謎、共有しているものと共有できないものを含み、それらの存在を通して、遠く離れた時間や場所、またはそこにあるイメージや出来事を想像し、反転し、見間違い、聞き違い、混在させる。
鑑賞者が、このある種の運動を含んだイメージを見る、もしくは経験するためには、視線だけでなく自らの身体を動かし移動させる必要がある。
これまでに制作された Star & Dust (KYOTO)シリーズ、(ATAMI)シリーズに加え、昨年沖縄で撮影した写真を使った(OKINAWA)シリーズを新たに制作し、これらを組み合わせたインスタレーションになる。

協力:株式会社サンエムカラー、おおさか創造千島財団

  • CMTK (Chihiro Mori×Teppei Kaneuji)

    PROFILE

    CMTKのコラボレーションは、森が長年にわたって日常的に撮影を続ける路上、風景、テレビ画面などを対象とした写真を、金氏が編集、コラージュし、物質と接続することから始まり、レンチキュラーなどの特殊な印刷、大理石やコンクリートなどへの印刷、アニメーションなどの映像、さまざまな素材を用いた彫刻作品としてアウトプットされてきた。これまでにArt Collabolation Kyoto 2021、やんばるアートフェスティバル2021-2022、Kyoto Experiment 2022、Atami Art Grant 2022に参加。Parcel(東京)、Jane Lombard Gallery(ニューヨーク)などでの二人展を予定している。

  • 森千裕 Chihiro Mori

    PROFILE

    独自の視点による都市観察を通じて拾った断片を取り込み、絵画、ドローイング、彫刻、アニメーション、写真、インスタレーションなど多様な手法で制作。
    その作品は、不穏さと美しさ、生の残酷さと面白さが共存し、アナーキーかつ人間的である。
    主な個展に「omoide in my head」(豊田市美術館、2017)など。19年には、「東京2020公式アートポスター」の制作アーティストのひとりに選ばれた。

  • 金氏徹平 Teppei Kaneuji

    PROFILE

    日常の事物を収集し、コラージュ的手法を用いて作品を制作。彫刻、絵画、映像、写真など表現形態は多岐にわたり、
    一貫して物質とイメージの関係を顕在化する造形システムの考案を探求している。
    主な個展に「S.F.(Something Falling/Floating)」(市原湖畔美術館、2022)など。

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