ARTIST
ART PROGRAMアートプログラム部門
SIDE CORE×KOM-I×新美太基×KINJO
Spool of Time
SIDE COREはKOM-I(コムアイ)、新美大基、KINJO3名のアーティストの展覧会を「やんばるアートフェスティバル」内で企画します。
今回の展示は大宜味村の山間部に位置する廃墟にて、「記憶を留めること」または「記憶の追憶すること」をテーマに3名の作家の展示を行います。
大宜味村・喜如嘉は芭蕉布の生産で有名ですが、その解説文に「文明の速度と逆行するような手仕事」と記されています。
繰り返される、気の遠くなるような時間を追憶することをテーマとした展示です。
展示会場
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SIDE CORE/展示企画構成 SIDE CORE
PROFILE
2012年に高須咲恵と松下徹により活動を開始し、2017年より西広太志が参加。 「風景にノイズを起こす」をテーマに、ストリート・カルチャーの視点から公共空間を舞台にしたプロジェクトを展開。 展覧会の企画を主な活動としながら、作品を街中に点在させ、建築や壁画、グラフィティを鑑賞しながら街を巡る「MIDNIGHT WALK tour」など、多彩な活動を行う。
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KOM-I(コムアイ) KOM-I
PROFILE
声と身体を主に用いて表現活動を行なっているアーティスト。日本の郷土芸能や北インドの古典音楽に影響を受けている。
主な作品に、屋久島からインスピレーションを得てオオルタイチと制作したアルバム『YAKUSHIMA TREASURE』や、奈良県明日香村の石舞台古墳でのパフォーマンス『石室古墳に巣ごもる夢』、東京都現代美術館でのクリスチャン・マークレーのグラフィック・スコア『No!』のソロパフォーマンスなど。水にまつわる課題を学び広告する部活動『HYPE FREE WATER』をビジュアルアーティストの村田実莉と立ち上げる。
NHK『雨の日』、Netflix『Followers』などに出演し、俳優としても活動する。音楽ユニット・水曜日のカンパネラの初代ボーカル。
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KINJO KINJO
PROFILE
沖縄にルーツを持ち、日本と関わりの深いアメリカ文化を題材にした絵画や立体、パフォーマンスを発表している。
「暗闇に光る目」「シリアルパッケージ」「蛇」などの記号を、“描いて”は“消す”をくり返す作業のなかでアウトラインが薄ぼけ曖昧となり、作家自身のポートレイトのように愛嬌のある姿で「個人的な存在」に変容する。それはKINJOにとっての自画像のようなものであり、自身のルーツを掘り下げていく行為でもある。 -
新美太基 Taiki Niimi
PROFILE
プログラミングや装置の製作などを通し、様々なアーティストやミュージシャンの音響や展示制作をサポートすることを主な活動とし、楽曲制作なども行っている。 参加するプロジェクトの状況や目的に様々な技術を駆使した制作を得意としており、近年では∈Y∋(BOREDOMS)の新プロジェクトFINALBY( )のメンバーとして、フジロックフェスティバル‘21に参加。またSIDE COREのプロジェクトにおいてReborn-Art Festival(2022)に参加している。