EVENT
1/14(土)
トークイベント「しまをまとう ~西表とやんばるのつながりからみる、紅露工房の仕事~」
時間
14:00-15:30
日時:2023年1月14日(土)14:00-15:30
場所:大宜味村立旧塩屋小学校・体育館
登壇:石垣昭子(染織家)
仲程長治(やんばるアートフェスティバル/総合ディレクター)
モデレーター:金島隆弘(やんばるアートフェスティバル/エキシビション部門ディレクター)
観覧:無料
やんばると同じく世界自然遺産に登録された西表島。
やんばる同様に自然豊かな西表島にて、途絶えていた島の染織文化を掘り起こし、伝統衣装の復元や手仕事センターの設立に携わりながら、染色織物工房「紅露工房」を営む染織家・石垣昭子さんをお招きして行なうスペシャルトークプログラム。
今回のYAFではエキシビション部門として展示される、石垣昭子 from 紅露工房の企画「しまをまとう」の展示ができるまでの過程や、紅露工房の歴史から紐解くやんばる地域との交流など、貴重なお話をいただきます。
石垣昭子 Akiko Ishigaki
染織家。1938年 沖縄県竹富島生まれ。1959年 女子美術短期大学服飾科卒業。
1970年 京都で志村ふくみ氏に師事し、1980年 西表島にて夫の石垣金星氏と共に紅露工房を開設。
途絶えていた島の染織を掘り起こし、伝統衣装の復元や手仕事センターの設立に携わる。
1992年 三宅一生氏のコレクションを通じて芭蕉交布など紅露工房の仕事が広く知られるようになり、1996年「原口理恵基金・ミモザ賞(真のファッションを裏で支える担い手を表彰)」を受賞。
1998年 テキスタイルデザイナーの真木千秋、服飾デザイナーの真砂三千代とのコラボレーションブランド「真南風(マーパイ)」を発表し、1999年 ニューヨーク近代美術館(MOMA)にて「現代日本のテキスタイル展」に出展。西表島の自然と共にあるその暮らしと仕事が注目され、「地球交響曲第5番」(2004年、龍村仁監督)や、フランス国営テレビで放映された「AU FIL DU MONDE -JAPON-」(2017年、Jill Coulon,Isabelle DepuyChavanat)、「生生流転(2021年、仲程長治監督)」など数々のドキュメンタリー映画にも出演している。